青年期のダックス






青年期のダックス

生後6ヶ月〜12ヶ月頃の青年期は人間で言えば思春期の時期です。
この頃から男の子らしさ、女の子らしさがあらわれ、男の子はマーキングをしたり、
女の子は初めての発情を迎えたりと性的にも変化が出てきます。

犬が精神的に成熟するのは、2歳半くらいなので、まだまだ成長過程ですが、
あまりにも「物を噛みすぎる」とか「吼えすぎる」など気になることがあれば、
手におえなくなる前に、専門家に相談することをおすすめします。

体もまだまだ成長段階なので、さほど体型を気にする必要はありません。
しっかり栄養を与えて、たっぷり運動させましょう。



[発情期]

生後7〜10ヶ月くらいで、初めての発情期がきます。
出血が2〜3週間あり、その後、10〜14日ほどで交配適期(もっとも子供ができやすい時期)となります。
初の発情期のあとは、だいたい年2回の周期で訪れます。
出血の量は多かったり少なかったり犬によってちがいます。
気になる量なら犬用パンツをはかせるとよいでしょう。

なお、発情期中やその前後はオスの脱走やけんかの原因になるので、散歩コースや時間帯を考えて下さい。

また、発情期の出血後に巣作りをしたり、ぬいぐるみなどを子犬に見立てて守ろうとしたりなどの行動が
見られることがあります。これを「偽妊娠(想像妊娠)」と言いますが、
犬ではあまり珍しいことではありません。
時期が過ぎれば自然にもとに戻りますが、
あまりひどいと場合によっては「乳腺炎」を引きおこすこともあるので獣医さんに相談して下さい。



[避妊・去勢手術]

避妊・去勢手術には、妊娠を防ぐ以外にも、生殖器系の病気予防や、
手術したほうがしない犬よりも長生きする傾向にあるなどのメリットがありますが、
その一方で「肥満になりがち」「繁殖させたくなっても不可能」といったデメリットもあり、
手術をすすめない獣医師も中にはあります。

いずれにしても決断するのは飼い主さんですので、納得がいくまでご家族や獣医さんと相談して下さい。

手術の時期は、病気予防や手術による犬のストレスなどを考えて、
初めての発情前の生後6〜7ヶ月頃がよいと言われてますが、これも獣医師によって意見は分かれます。



[食事]

生後7ヶ月位から「成犬用」に切り替えますが、その際、これまでのフードに成犬用フードを徐々に加え、
様子をみながら割合を増やしていきます。1週間くらいかけてゆっくり切り替えて下さい。

回数は少年期同様、1日3回、1歳以降は1日2回に切り替えます。

10〜12ヶ月くらいで、体重があまり増えなくなってきたら、成長期が終わりのきざしです。
急激に食欲が落ちることもありますが、さほど心配はいりません。
食べない時は一食抜いて様子を見てもいいです。






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