ダックスフンドの種類






ダックスフンドの種類


ダックスフンドほど種類の多い犬種は他に見当たらないというほど、
ダックスの種類はバラエティにとんでいます。

まず、サイズで「スタンダード」「ミニチュア」「カニチュア」(カニヘンともいう)
に分けられ、それぞれのサイズが毛質により「スムース」「ロング」「ワイヤー」と区分されるので、
大きく9亜種に分かれます。


ダックスと同じ祖先を持つブラッドハウンドやバセットハウンドなどはすべてスムースなので、
ダックスも基本はスムースですが、猟犬として活躍する過程で、ロングやワイヤーが生まれました。

カラーバリエーションは細かく分けると40色以上にもなりますが、大きく分けると、
「1色」「2色」「模様」の3種類となります。


[サイズ]

穴熊狩猟犬として抜擢されたダックスフンドの初期は15s位の今でいう「スタンダード」のやや大きめ
が普通でしたが、小さな穴に適応するように、ミニチュアやカニチュアが作出されました。

スタンダード・・・体重:6.5s以上(9〜12sが理想)胸囲:35cm以上
ミニチュア・・・・体重:4.8s以下 胸囲:35cm

カニチュア・・・・体重:2.3s以下 胸囲:30cm以下

[毛質]
スムース
photo by(c)copro
「これぞダックスフンド!」と言わんばかりの「胴長・短足」のボディを際立たせるように、短い毛が密に生えており、
固いけれども、すべらかでツヤがあります。
3種の中の基本となる種類です。
ロング 「獣猟犬」であるスムースに
「水鳥猟犬」のスパニエル系を交雑させたもの。
やわらかく、ツヤのある毛が特徴で、
微妙なグラデーションを持つ色の美しさが魅力。  
3種の中では比較的穏やかな性質で、最もよく目にする種類です。
ワイヤー 獲物を追って藪の中に入りこんだときに、ケガをしないようにと、剛毛のテリヤ系、 シュナウザー系と交雑させて生まれたものです。
荒くて硬いオーバーコートと短く細いアンダーコートのダブルコートになっているので、手入れはたいへんですが、個性的なルックスが魅力の種類です。



  

[カラー]
             

1色・・・・基本カラーはレッド、いわゆる茶色ですが、色の濃さや色合いはさまざまです。
      明るい茶色は「クリアーレッド」、輝く毛色の「ゴールド」、淡いカラーの「クリーム」
      毛先に黒い毛が混ざっている「シェイテッドレッド」、薄い栗毛色で鼻がレバー色の「イザベラ」、
      ワイヤーにしかない薄い黄色の「ウィトーン」などがあります。

2色・・・・基本は「ブラック&タン」と「チョコレート&タン」で目の上の眉毛のような「タン」が魅力です。
      黒と淡いクリーム色の対比がはっきりしている「ブラック&クリーム」も人気があります。

模様・・・・シルバーに黒や褐色の模様が入っている「シルバーダップル」、
           クリームに黒の縞模様の入った「クリームブリンドル」、
           ワイヤーにしかいないイノシシのようなカラーの「ワイルドボア」などがあります。





ダックスは組み合わせによって、色々なカラーが生まれますが、
その一方で好ましくないカラーの組み合わせというものもあります。
なぜなら、目や耳、内臓などに遺伝性疾患のある子孫ができる可能性が高いからです。
けれど、珍しい色のほうが高価なので、危険を承知で交配を行なうブリーダーや、
何も知らずに交配させてしまう飼い主もたくさんいるそうです。
その結果、若いうちに失明したり、生まれつき心臓が悪いなどの遺伝性疾患を抱えるダックスも増えています。
「ちょっと珍しいカラーがほしい」などという自己の欲求は持たずに、
購入する場合は正しい知識とモラルのもとに繁殖された所を選んで下さい。




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