老犬のダックス |
|
犬の8年目は人間でいうと48歳、まだまだ働き盛りと言いたいところですが、犬はこの頃から徐々に老化が始まるので、「老犬」の仲間入りをしたことになります。 |
[老化現象] ●寝ていることが多くなる。●動きが鈍くなる。●耳が遠くなる。●目が濁り灰色がかる。 ●目やに、耳あかがつきやすくなる。●口臭がきつくなる。●皮毛につやがなくなり薄くなる。 ●体臭がきつくなる。●口や耳のまわりの皮毛が白くなる |
[老犬に対する気配り] ●生活環境を急に変えない。特に目が悪くなったら部屋の模様替えはしないように。 ●歩けるうちは、毎日の軽い散歩を続ける(体調や体力を考えて)。 ●ハウスにいることが多くなるので、清潔を保つように。 ●夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる環境作りに今まで以上に気を使う。 ●体の手入れも今までよりマメに。特に歯石がつきやすくなるので、歯磨きは毎日。 ●急激に食欲が落ちたら、病院へ連れて行く。 |
[食事] 高タンパク、低カロリーを意識して、ドッグフードは老犬用の「シニアフード」を与えます。 体の機能が低下し、運動量も減るので食事の量は徐々に減らしていきます。 歯が抜けたり、あごの力が弱くなってきたら、食事をやわらかくしてあげて下さい。 野菜や肉をやわらかく煮込んでもいいですよ。 腸の働きが低下して、便秘ぎみになることもあるので、そんなときは、ゆでてつぶしたサツマイモなど繊維質をあげて下さい。 毎日、少し残す程度なら、自然に食欲が減ってきているということなので、与える量を減らします。 1回の量を減らして回数を増やしてもいいです。 老犬になっても食欲旺盛な犬は中にもいますが、 運動量は確実に減っているので肥満に注意して下さい。 |