老犬のダックス






老犬のダックス


犬の8年目は人間でいうと48歳、まだまだ働き盛りと言いたいところですが、犬はこの頃から徐々に老化が始まるので、「老犬」の仲間入りをしたことになります。

ダックスの平均寿命は14〜15年ですので、まだまだ先はありますが、今までとはちがう様子がないか気を配ってあげて下さい。

[老化現象]

●寝ていることが多くなる。●動きが鈍くなる。●耳が遠くなる。●目が濁り灰色がかる。
●目やに、耳あかがつきやすくなる。●口臭がきつくなる。●皮毛につやがなくなり薄くなる。
●体臭がきつくなる。●口や耳のまわりの皮毛が白くなる 



老化が進み、体が思うように動かなくなったり、目や耳が悪くなったりすれば、
犬もきっと心細くなることでしょう。
今まで以上にスキンシップをはかり愛情をそそいであげて下さい。

無理に運動させることはせずに、動きが鈍くても外が好きなワンちゃんなら、だっこしたり、短い距離でも散歩してあげたりするといいでしょう。

体力の衰えとともに、感染症などに対する抵抗力も落ちてくるので、
8歳以上は最低1年に1度、12歳以上は半年に1度の健康診断をして下さい。



[老犬に対する気配り]

●生活環境を急に変えない。特に目が悪くなったら部屋の模様替えはしないように。
●歩けるうちは、毎日の軽い散歩を続ける(体調や体力を考えて)。
●ハウスにいることが多くなるので、清潔を保つように。
●夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる環境作りに今まで以上に気を使う。
●体の手入れも今までよりマメに。特に歯石がつきやすくなるので、歯磨きは毎日。
●急激に食欲が落ちたら、病院へ連れて行く。



[食事]

高タンパク、低カロリーを意識して、ドッグフードは老犬用の「シニアフード」を与えます。
体の機能が低下し、運動量も減るので食事の量は徐々に減らしていきます。

歯が抜けたり、あごの力が弱くなってきたら、食事をやわらかくしてあげて下さい。
野菜や肉をやわらかく煮込んでもいいですよ。

腸の働きが低下して、便秘ぎみになることもあるので、そんなときは、ゆでてつぶしたサツマイモなど繊維質をあげて下さい。

毎日、少し残す程度なら、自然に食欲が減ってきているということなので、与える量を減らします。
1回の量を減らして回数を増やしてもいいです。

老犬になっても食欲旺盛な犬は中にもいますが、
運動量は確実に減っているので肥満に注意して下さい。




[犬と人間の標準年齢換算]

8年・・・48歳 9年・・・52歳 10年・・・56歳 11年・・・60歳 12年・・・64歳
13年・・・68歳 14年・・・72歳 15年・・・76歳 16年・・・80歳 17年・・・84歳




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